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楽団について
Orchestra
フィルハーモニア・ブルレスケ
フィルハーモニア・ブルレスケは、早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団のOB・OGが中心となり2004年に結成されたオーケストラです。
ブルレスケ(ドイツ語:Burleske)とは、クラシック音楽の楽種の一つで辛辣さとユーモアを兼ね備えた楽曲を指します。本質を捉えつつも、ユーモアたっぷりの独自の「色」と「歌」を追求したいという意図から名付けられました。
オーケストラという音楽装置の多彩な色彩感と、音楽への愛に溢れた熱い表現意欲を持った演奏をすべく、フランスにて研鑽を積まれた東貴樹先生の下、年に1度の公演を行っております。
近年の演奏会では、ブラームス/交響曲第2番、ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」、R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」など、意欲的なプログラムに取り組み、好評を博しています。
Conductor
東 貴樹
1955年北海道に生まれる。高校時よりバストロンボーンを始める。1979年に渡仏。1981年フランス国立ブローニュ音楽院トロンボーン科首席卒業。
1985年フランス国立パリ高等音楽院バストロンボーン科首席卒業。卒業後、パリ音楽院管弦楽団首席バストロンボーン奏者、ルクセンブルグ放送交響楽団準団員などを務める。
またトロンボーン四重奏団「ダニエル・シュピール」を結成し、1985年UFAM国際コンクールにて第1位を獲得した。ソロにおいてもパリ市コンクールにて第1位を獲得した。
R.カタルザンスキー、C.シュヴァリエ、伊藤清、村上準一郎の各氏に師事。
現在、NHK交響楽団団友オーケストラのバストロンボーン奏者として活躍する一方、アマチュア音楽団体のトレーナーとしての活動も盛んに行っている。
日本トロンボーン協会会員。 当団においては、右手を重たいバストロンボーンから指揮棒に持ち替えて、フランス仕込みの音楽のすべてをタクトの先端に伝える。
Concert Master
菅 司
愛知県岡崎市生まれ。5歳よりヴァイオリンを始める。愛知県立岡崎高校卒業。
2002年から元マンハイム国立歌劇場コンサートマスターの朝枝信彦に師事し、立教大学経済学部に在学中の2004年3月に渡墺。
2005年3月から元ウィーン・フィル第1コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏に師事し、2006年10月よりウィーン国立音楽大学に在籍。
在学中よりEnsemble XX. JahrhundertやEnsemble Zeitflussのヴァイオリン奏者としてオーストリア国内外で活動する。
2011年リンツ現代音楽祭(オーストリア)、ISCM World New Music Days 2012(オーストリア)、
Music Biennale Zagreb 2012(クロアチア)等に招聘。
また、オーケストラ奏者としてキリル・ペトレンコ、ファビオ・ルイージ、
セミヨン・ビシュコフ、シモーネ・ヤング、ラルフ・ヴァイケルトら指揮者のもと、演奏会や音楽祭に出演。
2011年10月にウィーン国立音楽大学学士課程を修了。2013年10月には修士課程を修了。
これまでにヴァイオリンをライナー・キュッヒル、朝枝信彦、戸澤哲夫、征矢健之介、森康子らの各氏に、
室内楽をターリッヒ弦楽四重奏団、アルテンベルク・トリオ、マリアレーナ・フェルナンデスらの各氏に師事。またザハール・ブロン、ピエール・アモイヤル各氏のマスタークラスに参加し、各修了演奏会に出演。
現在は都内オーケストラや室内楽で全国各地で演奏する傍ら、オーケストラ指導、後進の指導に携わる。
使用楽器は1796年製 A. Gragnani。